マイケル一家は休日を利用して出かけていた。

すると突然ソレイユが何者かに連れ去られてしまう。二人はサニー・ルージュとともにソレイユを連れ去った犯人を追った。

(ソレイユ、無事でいてくれ・・・)
マイケルは娘の無事を祈った。

一方ソレイユはトラックの荷台に置かれ、複数のグループに囲まれていた。そのうちの一人がスマホをかけた。
その頃マイケルの元にスマホのアラームが鳴った。運転中のマイケルに代わってフローラが出ると犯人からだった。

「娘は預かった。返してほしけりゃ1億ドル用意しろ。」
フローラは犯人の目的をサニー達に打ち明けた。

「1億か・・・ソレイユのためだ。生きて返してくれるならすぐ用意できるぞ!」
マイケルは1億ドルを用意すべく準備をした。

その頃犯人のトラックでは仲間の一人がソレイユに近づいた。

「何をするつもりなの?」
ソレイユが疑問に思った瞬間男は彼女に抱きついたのだ。

「キャッ!やめてよ!!」
ソレイユは振りほどこうとするが、男は止めない。

「俺はお前が気に入ったんだよ。早く俺の嫁になれ。」
男は更にすり寄ると今度はスカートの中に手を入れた。我慢の限界が来たソレイユは遂に怒りを爆発させた。

「いい加減にしなさい!!!」
ソレイユはセクハラをしてきた男にパンチやキックをお見舞いした。見張りで囲ってる犯人達は一斉にソレイユに襲い掛かるが、ソレイユは怯むことなく同じようにパンチやキックをお見舞いし全員倒した。あまりの強さに一行は唖然としたのだった。

そして畳みかけるようにソレイユは光弾を犯人グループにぶつけたのだ。あまりの衝撃に親分はトラックを止めて自ら荷台に入ると刃物とマシンガンを取り出した。

「こいつを連れ去ったのは失敗だった。ならば殺してやる!」
親分はソレイユを殺害しようとするが、ソレイユは果敢にも親分に立ち向かいパンチとキックで圧倒すると光弾を放ち攻撃をした。こうしてソレイユはたった一人で犯人グループを一掃したのだった。

一方サニー達はトラックを追って走り続けていた。すると再びスマホのアラームが鳴り出るとソレイユからだった。無事を知ったマイケルとフローラは安堵するとソレイユはトラックから出て場所とトラックのナンバーを伝えた。
ソレイユからの情報をもとに走り続けてると遂にソレイユと再会したのだった。するとマイケルとフローラはその光景に驚いた。

「もしかしてこれ全部自分で倒したのか?」
「そうよ、私にあまりにもしつこかったから抵抗したら全員倒せたの。」
「すごい潜在能力ね。」

ソレイユの抵抗で犯人は全員倒され、ソレイユはマイケル・フローラ夫妻の元に帰った。そして犯人達は全員略取誘拐で逮捕され、犯行グループは壊滅したのだった。

終わり

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